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オンソンウのお悩み集合所「옹고ZIP」ざっくり和訳

オンソンウのお悩み相談「オンゴZIP」

悩みを相談したいナムジャ第1位:オンソンウ(825票)

…と、堂々の1位になってもおかしくないでしょう。
これまでの実績を買われ(?)正式にお悩み相談が公式コンテンツと相成りました。

実績↓

2019年、雑誌「BAZAAR」掲載時の動画。
BAZAARインスタに寄せられたファンからのお悩みに回答。(※涙注意※)

2020年、雑誌「GQ」掲載時の動画。
歌手の卵、子供との仲に悩む父親、恋愛経験ゼロの男性…など、GQ読者からの質問に回答。

そして2021年…★公式コンテンツに昇格★

うりソンウ、いつからカウンセラーになられたんでしょうか?

さておき、過去の相談では一体どこでそんな人生経験を積んだのかというほど深く丁寧で心に響く回答を視聴者ヨロブンに授けてきてくださったオンドクター。

公式動画は、黒ハイネック+コート+メガネという真理の3コンボを決めてのご登場です。

前置きが長くなりましたが、内容全体のざっくり和訳をしてみました。
先にツイッターで上げた部分もありますが、少し見直して修正しています。(特に詩の部分)
とりあえずこちらで全体をお読みいただければと。
オンソンウ、なんでこんなに言葉まで美しいの…ㅠㅠ

目次

옹고ZIP 和訳

お悩み相談企画のきっかけ

WELOの皆さんこんにちは。オンソンウです。ここはオンソンウのお悩み集合所、〈オンゴZIP〉です。
なんだかんだで、こんな撮影をすることになりました。何回目かといえば何回目かですが。
WELOの皆さんの悩みと他の方々の話を聞いていたら、さらに自分の悩みを共有したいWELOの皆さんがいらっしゃるようなので、こうして企画することになりました。

実はちょっとプレッシャーです。というのも、僕はそんなに大人っぽいのか、成熟しているのか…まだ成長している段階にいるので、誰かの悩みをすっきりさせたり、道理にかなった考えをするには僕もたくさん失敗しているので。そういうのについて話す時、心配になるところもありますが。

というのも…悩みについて話していたら、知らず知らず傷つくこともあるので、僕のせいで傷つかなかったらいいなと思いますし。
人生の重荷はそれぞれ違うと思います。人生は自分だけが生きているものだから、自分だけが経験して知っていることが無数にあるので、その重荷を他人が代わりに持てるはずがないし…
少しだけでも持てる方法は、共感と共有だと思います。なので今日は皆さんの心の重荷が少しは軽くなればと思います。

いきなり近況

ちょっと近況を。

最近は「チョン家の牧場」という映画の撮影中で、頑張って準備して、素敵な先輩と共に意味深い時間を過ごしてます。
その他にもいろんなことをしたいので、次のステップのために準備してます。楽しみにしていただければと思います。

悩み① 進路をどう決めるか

「将来やりたいことが多いですが、全部自分に合ってない気がします。アナウンサーにドラマの脚本家、テレビ局のプロデューサー、広告デザイナーもやってみたいです。
毎年やりたいことは変わりますが、職業に対する確信がありません。もう進路を決めないといけない時期なんですがどうしたらいいか分かりません。
オッパは進路で悩んだ時どう決めたのか、私はどうしたらいいか、教えてください。」

エンタメに関する職業に関心が高いみたいですね。誰でも夢や目標が変わるし、その中で混乱することもあると思います。
進路はある瞬間にはっきり決まるものではないと思います。僕の経験上。
経験してきた状況が毎回変わるので、環境が変わってたくさんのことに接するうちに、目標が少しずつ変わるんです。

ひとつおすすめしたいのは、まずやってみること。
果たして自分がそれをやる時、本当にその職業というものについて経験して諦めるのか、もしくはただ考えるだけだったけど、いくらか経験して、合わないと判断するのか…考えてみるのがいいんじゃないかと思います。
本当に「違う」と判断できるくらいにその職業を深く経験してみることが、判断する時や、あとで諦める時にも、きっぱりと諦められると思います。

悩み② 叶えたい夢と他人への劣等感

「もうすぐ高3になるWELOです。叶えたい夢があるんですが、よくネガティブ思考になります。
自分より成績のいい友達や、既に夢を叶えた人たちを見ると、自分がすごく出来の悪い人間みたいで…
勉強しなきゃというのは分かってるんですが、やっても無駄だと思ったりもします。どうしたらいいでしょうか?」

これはまさに、僕もよく思ってた悩みですね。他のものと比較して劣等感が生まれることが多いんだと思います。僕もそうだったし。
同じ時に始めた友達が自分より上手かったら、嫉妬して不安になるし、一緒に始めたのにってすごく悩んだ時期があったんですが。
今でもそうかもしれません。今後もそうなるかもしれないし。

夢を叶えた人を見る時は良い姿を学んで、周りの人や友達と比べるのではなく、自分が中心になって、今自分が成長できることを見つめるのがいいんじゃないかと思います。

というのも夢を叶えた人たちは、自分みたいな過程があった人だと思うんです。
その人もそういう過程を経てある程度の結果を成し遂げた人なので、夢を叶えた人たちを見ながら自分と比較するのではなく、その人達の良い姿を見て、「ああいうのを学びたい」という思いを持つことがいいんじゃないかと思います。

悩み③ 新しい趣味がほしい

「オッパの最近の趣味は何ですか? 私の趣味は野球観戦やドライブなど外でやるものが主なんですが、状況的に外でやる趣味はやりづらいです。
なので室内でできる趣味を探しています。面白くて新鮮な趣味ってないでしょうか?
オッパのおすすめと、WELOの皆さんの趣味も気になります。」

趣味をおすすめするのはちょっと難しいですね。それぞれの好みとか楽しむものが違うので。

最近は室内で過ごす時間が増えて制約が多くなってますが、室外と室内の意味を考えたら、単に中と外だと思いました。
室内でやることも室外でやることも十分にあるでしょうし、自分の好みに合わせて室内でできることを探してみて、自分が好きなことを探求してみるのが、室内での趣味を楽しむ助けになるんじゃないかと思います。

WELOの皆さんの趣味はどんなものがあるのか気になりますね。コメントに残していただければ、僕が皆さんの趣味を見てみたいと思います。

悩み④ 進路と専攻とスランプ

「今年25歳になったWELOです。現在ピアノ教室で1年以上子供たちを教えるバイトをやってて、そろそろ違う仕事を探さないとなんですが、コロナでそれも簡単ではありません。
今は自分の専攻を生かして働いてますが、実は自分が選んだ専攻ではないので続ける意思が弱く、努力しても足踏み状態で、何度かスランプになったこともありました。
オッパは今の仕事や過去、現在でスランプになったことはあるか、『今日はもう嫌だ』と思ったことがあるか気になります。もしオッパが私だったらどうするか聞きたいです。」

僕もそういう悩みを持ってました。
大学の時に悩んでたことですが、進路について悩んでた時、自分を見つめ直して感じたことは…そんなに自信もやる気もなく、今後を幸せでやる気に満ちたものにしてくれないだろうと内心思いながらも、執着してるなと思ってた時があります。

高校の時から大学1年までずっとダンスをやって、「俺はスーパーダンサーになるんだ。世界最高のダンサーになって、ずっとダンスで生きていくんだ」と思ってた時期がありました。すごく真面目に。毎日練習室に行って1日4、5時間は踊ってました。

でもふと、たくさんの機会があるにも関わらずそれを蹴ってしまって…意地を張ってたんです。そういう時期によく分からなくなって。
というのは、いつからかダンスが嫌になったんです。練習するのも嫌で。スランプだったと思います。
ちょっとしたらまた楽しくなるだろうと思ってたんですが…生きてく中で、ダンスでストレス解消ができて、ただダンスが好きで楽しいだけなんだなって。

だからその時思ったことは、「今の自分をときめかせてくれるものは何だろう?」と。
そう思った時、ダンス専攻だったんですが演技科に通っていて。演技の授業と演劇を見ることが、僕にとって胸が弾むことだったんです。

だから「まだはっきりと分からないけど、ワクワクするならまずやってみないと」と思って、専攻を変えました。教授に連絡して。
学校の公演オーディションも受けることになって、その時から演技を始めることになりました。

……話がめちゃくちゃ長くなりましたが(笑)。結論としては。
今までやってきたたくさんのことを失うんじゃないかという悩みのせいで、本当に自分がドキドキするものを逃すこともあると思います。
「自分をときめかせてくれるものは何だろう?」と考えて、よい選択ができるといいですね。

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悩み⑤ 弟との喧嘩、どうすれば

「弟がいる20歳の大学生です。弟と毎日喧嘩してますが、オッパはお姉さんと喧嘩した時どうしてたか気になります。」

姉とはものすごく喧嘩しました。今考えてみたら、結局は姉がだいぶ折れてくれたと思います。
弟の立場では、ずっと姉に勝とうとしてました。3歳しか違わないじゃん、何が違うんだよ、どんだけ大人なんだって(笑)。姉の言葉に耳を傾けませんでした。
その時は勝ったと思ってたんです。余裕があるフリをして心臓はビクビクしてるけど「僕が勝った…」って(笑)。
結局その後にまた言葉をかけてくれて、弟のために目玉焼きを作ってくれたのは姉でしたね。なので負けてくれてたんだなと。

今は喧嘩しないです。互いに音楽を共有したり、互いの進路について悩んだり。姉が僕にたくさん聞いてくれるんですけど、それがすごく嬉しいんです。
姉さんがいつこんなこと聞いてくれたっけ?いつそんな話したっけ?変だな?と思いながら、その慣れなさが嬉しかったです。弟として認められたみたいで。

なので、そういう時期が来ると思います。各々が社会経験をして大人になり、互いを理解して認め合う日が来るでしょうから。
それまでは困った弟を少しは受け止めてあげられる、喧嘩せず平和な日があることを祈ります。

悩み⑥ 遠くなってしまった長年の友人

「私のことを何でも知ってる友達が1人いて、付き合いはもう10年になります。私は数年前から社会人になり、友達は今も夢のために勉強しています。
最初はいろいろ話せてたんですが、環境が違ってきたからか共通の話題もなくなり、友達と会うのが負担になっています。
先に就職した私が友達を傷つけるんじゃないかと気を使っていたら、一番仲が良かった友達が一番やりづらい友達になってしまいました。

私がこうやって気を使うことこそが、むしろ関係に対する執着でしょうか? 流れに任せるのが正解でしょうか。」

これはとても難しいですね。互いの環境や悩み、考えが違うので、いつも相手がどう思うか、僕の言葉で傷ついてないか、いつも悩みます。

僕はこう考えます。相手がしてほしくない配慮は、むしろその配慮で傷つけてしまう時もあると思うんです。
相手はそんな配慮を望んでないのに変にこっちが配慮して、それって傲慢かもしれないと思ったんです。

互いに話をせずに自分だけで考えて悩んで解決しようとする姿が…僕もそうだったし、そんな自分の姿が傲慢だったなって。
なので、友達との深い対話と共有が必要じゃないかと思います。

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悩み⑦ 新たな環境への勇気がほしい

「平凡な社会人WELOです。最近コロナによる経済の悪化で私の会社が危うくなりました。給料も先延ばしにされて違う所に転職しないとかなと思いましたが、気軽に決められません。
3年以上通って仕事も慣れたし、会社の人たちとも気が合ってたからです。もしも転職したら、また仕事に慣れないといけないから怖いし、それによる疲労も嫌です。
新たな環境に慣れないといけない時、怖さを克服する方法と挑戦する勇気を持つ方法はありますか?」

本当に困難な時期に、したくない悩みを…もしかするとしなくてもいい悩みをお持ちだと思います。なのですごくつらいでしょうし、とてもお悩みでしょうけど…

最近ある詩集を読みながら、癒やしになった一節がいろいろあってチェックしておいたのがあるんですが、ちょっとお待ちください。…
ある詩の一節を、答えの代わりに送りたいです。
世界のいろんな詩人と人々の素敵な詩を収めた詩集なんです。その素敵な一節を読んで差し上げたいです。

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リスク

笑うことは 馬鹿みたいに見えるリスクを受け入れることだ
泣くことは 感傷的だと思われるリスクを受け入れることだ
他人に近づくことは 何かに巻き込まれるリスクを
感情を表すことは 自身の本当の姿を表すリスクを受け入れることだ
自身の考えと夢を人前で明かすことは 純真に見えるリスクを受け入れることだ
愛することは その愛が報われないリスクを受け入れることだ
生きることは死ぬ危険を
希望を持つことは絶望する危険を
試すことは失敗する危険を受け入れることだ

しかしリスクは甘受しなければならない
人生でもっとも大いなる危険は 何のリスクも受け入れないことだから
何のリスクも受け入れない者は
何もせず 何も得られず 何にもなれないから
苦痛と悲しみを免れたり
学びを得ることも 感じることも 変わることも
成長し 愛することもできないのだから
確かなものにばかり縛られている者は
自由を剥奪された奴隷も同じだ
危険を受け入れる者だけが ひとえに
真に自由なのだ

ジャネット・ランドの詩でした。
いろんな考えや意見を話すよりも、この詩を聞いて考えていただいて、少しでも心の癒やしにして、よりいろんなことを考えていただければと思います。

悩み⑧ ソンウさんが好きすぎて

「こんにちは。11月にペンカフェで等級アップもして、本格的にオンソンウさんのファンになった40代社会人です。
私の悩みは、オンソンウさんのファンになって日常生活の折々にオンソンウさんがいっぱいになっていることです。
仕事中もご飯の間もトイレに行っても寝る前まで、頻繁にインスタ、ペンカフェ、動画などなどを見て一日を過ごしています。

芸能人を好きになるのが初めてなので、元々他のファンの方もこうなのか、自分だけこうなのか…適度にやりたいんですがどこまでが適当なのか、うまく調節できません。
どうしたらいいか教えてください。」

………。とんでもない悩みですよ?ㅎㅎ
僕にどう答えろと…こんなお悩みをくださったのか分かりませんが…「適当に好きになってください」って言えるはずもないし、ほんとに難しいですね。

そうですね…僕は「ファンの皆さんが僕を通じて良い影響を受けてくれたらいいな」といつも思ってるんです。
ホントに言葉一つ言う時もすごく気をつけてます。相手がすごく多数じゃないですか。
なので誰か一人でも僕の言葉で傷つかなかったらいいなと思ってるので、言葉に気をつけますし、いつも良いことを言いたいと思ってます。
なのでWELOの皆さんがオタ活される時も、良い影響と良い気持ちを持てる人間になりたいです。

適度に僕を好きにならなくても、僕を本当にすっごく好きになっても、ただ好きなだけで…そのせいで執着して、生活や暮らしの妨げになったとしたら、僕の問題じゃないかと思います。
というのは、オタ活をすっごくやって数多くの映像を見てるのに、その中で良いものを得られず、単にただ好きだっていうので終わったというのなら、僕が未熟だったということでしょう。

ですので一生懸命、皆さんのこんなお悩みまで解決できるように、よりよい人間になって、皆さんに良い影響だけ、良い話だけお聞かせできる僕になろうと思います。

悩み相談を終えて

こうしてWELOの皆さんのお悩みを聞いて、悩みについていろんな考えを共有してみました。

ペンカフェに行ってWELOの皆さんの手紙を見てみると、悩みについてのものが本当に多いんです。なので「自分はどんな人間なんだろう?」ともう一度考えさせられました。

僕のことを、悩みを打ち明けてそういう話をしたい人間だと皆さんが思っているのなら…僕は本当に、より良い人間にならないといけないと思いました。
僕が皆さんに一言でも投げかけられるというのは、僕が良い人間だからではなく、良い人間になろう、WELOの皆さんに良い話をしようと努力する人間だから、皆さんとこういう話ができるんじゃないかと思います。

皆さんが完璧な回答ではなく、最善の選択を…そして自分の悩みについて、前よりもより良い選択をするために悩んでいると思います。
ですから悶々と悩まないようにしてくださればいいなと思います。共感と共有、人々とのコミュニケーション、そういうのを重視していただいて。
人生の重荷を分け合って、その中で良い選択をしていっていただければ嬉しいです。

いつもWELOと僕オンソンウがより良い話を交わし、時につらい時はつらい話もするでしょうけれど、最後には希望のある答えを見つけていくWELOとオンソンウになれれば嬉しいです。

この状況が早く収まって、皆さんと会って本当に幸せで本当に笑顔で…どうかしたら嬉しくて泣くかもしれません。そんな喜びに浸って皆さんと会える日が早く来たらいいですね。
その日を願いながら、いつも幸せを祈っています。

では、今日のオンソンウお悩み集合所「オンゴZIP」ここまでにしたいと思います。
ありがとうございました!

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ソンウ君がWELOに贈った詩「위험들」について。

最初は「危うさ」と訳してたんですけど、「リスク」のほうがより概念として近いので修正しました。
元々は英語の詩で、それが韓国語訳されたものをさらに日本語にしてるので(笑)、どっちかというと大元の英語から訳したほうがより原文に近くなるかなと。

英語で「リスク」というと単純な「危険」というのもありますが、「不確実なこと」という意味もありますよね。
リスクを取らないとチャンスも生まれない、「可能性を秘めた不確実性」ということで、「リスク」と修正しました。

という小話でした。

この詩が収録されている詩集↓

さすが詩人オンソンウ…

オンソンウのお悩み相談「オンゴZIP」

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